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剣士 大剣 891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/02(土) 03 15 39.96 ID wFwU51tf 【クエスト名称】狩人舞闘曲 【討伐or捕獲】全討伐 【タイム】13 32"03 【武器・武器種】煌黒大剣アルレボ・大剣 【スキル】攻撃小・抜刀技・抜刀力・集中・納刀術 【ドリンクスキル】攻撃大・その他 【オトモ】なし 【画像】http //j2.upup.be/KzJMd6aMd5 【戦術・備考】 拘束・爆弾・煙なし。 ティガ>ネブラ>ドボル ティガ 4600 1スタン ネブラ 4230 ドボル 3627 4転倒・疲労1転倒・1スタン 二頭同時ティガ ネブラが全然というほどでもありませんが、あまり追ってこないので実質ティガと1対1。 終焉の二頭同時と比べるとリラックスしながら戦えます。 ネブラ 毒ガス被弾上等でとにかくひたすら抜刀溜め三。毒ガス外間合いにいるときは毒ガス判定外から頭or尻尾に抜刀溜め三。 毒ダメは痛いですが、ネブラそのものの被弾ダメは安いのでとにかくごり押し。 ドボル あまりにも良い子過ぎて涙が……(;ω;)よく回る~☆ ドボル戦の立ち回り等は前回記載したので省略。 12分台遠い…… ハンマー 892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/02(土) 23 51 57.91 ID exOVPWaK 【クエスト名称】 狩人舞闘曲 【討伐or捕獲】 全討伐 【タイム】 11 10"76 【武器・武器種】 煌黒堅鎚アルメタ・ハンマー 【スキル】 攻撃大・高級耳栓・弱点特効・業物・体力-10 【ドリンクスキル】 攻撃大・短期催眠術 【オトモ】 なし 【画像】 http //i2.upup.be/YHq5UiTr07 【戦術・備考】 大剣さんの戦術を参考にしました。ネブラが気づかないラッキーパターン。 ドボルは3打数3安打、疲労転けが1回 、スタンが2。
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■男/ガンナー■ --- 頑シミュMHP3 ver.0.9.3 --- 防御力 [108→199]/空きスロ [0]/武器スロ[0] 頭装備:増弾のピアス [0] 胴装備:アロイSレジスト [2] 腕装備:陸奥・覇【篭手】 [2] 腰装備:ダマスクコート [3] 足装備:アロイSレギンス [1] お守り:【お守り】(溜め短縮+5,達人+8) [0] 装飾品:達人珠【1】、散弾珠【3】、短縮珠【1】×2、達人珠【2】 耐性値:火[4] 水[8] 氷[-1] 雷[-3] 龍[-2] 計[6] 見切り+3 集中 装填数UP 散弾・拡散矢UP ------------------------------- 男ならこっちのが見た目にまとまりが出るのでお勧め 選民なら攻撃なんか食らわないだろうし -- (名無しさん) 2011-10-08 21 54 44 見切り3、攻撃大、集中、貫通強化もいいんじゃないか。 -- (ほうさん) 2011-11-08 03 10 52
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8/18 ドクターの猛毒毒研究(ギギネブラ ギギネブラ亜種) 武器種別最速タイム 剣士片手剣 双剣 ハンマー ランス スラッシュアックス ガンナーライトボウガン ヘビィボウガン 弓 8/18 ドクターの猛毒毒研究(ギギネブラ ギギネブラ亜種) 報告件数 10件 未報告武器 大/太/笛/銃 武器種別最速タイム 剣士武器種 タイム 武器名 スキル ドリンク オトモ 討伐or捕獲 備考 片手 06 48"30 煌黒剣アルスタ 攻撃UP【大】 弱点特効 業物 捕獲の見極め 罠師 攻撃アップ【大】 睡眠ブメ×2 両捕獲 双剣 05 34"73 ウンディーネ 斬れ味レベル+1 高級耳栓 罠師 攻撃アップ【大】 なし 両捕獲 鎚 06 13"96 煌黒堅鎚アルメタ 高級耳栓 攻撃UP【中】 弱点特効 業物 ネコの短期催眠術 なし 両討伐 槍 05 30"03 煌黒槍アルトラス 攻撃UP【大】 弱点特効 業物 見切り+2 罠師 攻撃アップ【大】 ネコの短期催眠術 ネコの受け身術 なし 両捕獲 剣斧 07 29"66 ブラックハーベスト 高級耳栓 攻撃UP【大】 弱点特効 業物 攻撃アップ【大】 なし 両捕獲 ガンナー武器種 タイム 武器名 スキル ドリンク オトモ 討伐or捕獲 備考 軽弩 04 41"30 凶針【水禍】 装填数UP 火属性攻撃強化+1 属性攻撃強化 連発数+1 罠師 攻撃アップ【大】 ネコの暴れ撃ち ネコの短期催眠術 ネコの調合術【小】 なし 両捕獲 重弩 06 40"13 カオスウイング 高級耳栓 火属性攻撃強化+1 属性攻撃強化 破壊王 捕獲の見極め 攻撃アップ【大】 ネコの暴れ撃ち ネコの調合術【大】 睡眠ブメ×2 両捕獲 弓 16 15"23 月穿ちセレーネ 攻撃UP【中】 見切り+2 散弾・拡散矢UP 集中 攻撃アップ【大】 ネコのこやし玉達人 なし 両捕獲 剣士 片手剣 655名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 23 39 11.34 ID uhasmgXP 【討伐or捕獲】両捕獲 【タイム】06 48"30 【武器】煌黒剣アルスタ 【スキル】攻撃大 業物 弱点特攻 捕獲の見極め 罠師 【ドリンクスキル】攻撃大 その他諸々関係無いもの 【オトモ】貫通睡眠ブメ×2 【画像】http //e.mjmj.be/6F3B6CdqiP/ 【戦術・備考】 笛で頑張ってたけどストレスで頭がおかしくなって片手剣に逃げてしまった。 ギギ亜種エリアスタート。発見時突進で轢かれないようにちょっと走ってから鬼神Gで耳ふさぎ。 怪力の種を飲んでからひたすら頭、腹、尻尾を切る。怒り咆哮はギギに潜り込むようにガードズサー。 寝たらタルG×2をペイントで起爆してもう一発投げてペイント。 サイン見て捕獲。 その後、原種に行ってから同じ流れ。こっちは亜種戦でオトモが死んだり、毒で死んでしまったので寝なかった。 余ってた落とし穴と調合分もういっこをこっちに。落ちたら背中をザクザク。 エリチェン1回経てから、落とし穴に落として捕獲。 双剣 622名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 09 29 46.57 ID OcJP/I8p アルバ双剣が(ry もう少し詰められるかもしれないけど、ストレスがやばいのでこれで。 【討伐or捕獲】両捕獲 【タイム】05 44"06 【武器・武器種】ラースプレデター 【スキル】回避性能+2、弱点特効、捕獲の見極め、罠師、攻撃力UP【小】、業物 【ドリンクスキル】攻撃アップ【大】、ネコの短期催眠術、ネコの受け身術 【オトモ】睡眠ブメ×2 【画像】http //e2.upup.be/Vy2KEvuBBo 【戦術・備考】 エリア7スタート。ドーピングしてから原種のいるエリアに移動。 基本は左後ろ脚張り付きで腹や脚狙い。怒り状態の時は尻尾も狙いました。 捕獲後、砥石とドーピングを済ませてからエリア5まで移動して戦闘開始。戦術は全く同じです。 亜種に睡眠爆破1回。使用したアイテムは大タル爆弾G*2、シビレ罠*2、落とし穴*1などでした。 641名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 21 45 23.87 ID MyJH3BVA 【討伐or捕獲】 両捕獲 【タイム】 5,34,73 【武器・武器種】ウンディーネ 【スキル】 高級耳栓 切れ味+1 罠師 悪霊の加護 【ドリンクスキル】 攻撃大 【オトモ】 なし 【画像】 http //e2.upup.be/OLbMoLYglq 【備考】 帰省から帰ってきたから参加 拘束アイテム等、落とし穴2(捕獲時)、原種に爆弾G4 作戦なし 被弾しないようにごり押して捕獲するだけです ハンマー 652名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 23 19 18.74 ID q+T/mkdM こいつらの罠回避率は異常杉。 【討伐or捕獲】両討伐 【タイム】06 13"96 【武器】煌黒堅鎚アルメタ 【スキル】攻撃中・高級耳栓・弱点特効・業物 【ドリンクスキル】激運・おまけ・(暴れ撃ち)・短期催眠 【オトモ】なし 【画像】http //h2.upup.be/OLbOBwC1xc 【戦術・備考】 見極めと罠誘導がストレスの元なんで討伐狙い。 手数を増やすために、ひたすら潜ってボディを、怒ってようがいまいがボディボディ 見事に原種にスルーされた落とし穴に移動した亜種が後にハマってくれて、そのまま討伐できました。 落とし*1 ランス 633名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 19 36 50.76 ID Ty0Sc+HD 【討伐or捕獲】 両捕獲 【タイム】 5,30,03 【武器】 煌黒槍アルトラス 【スキル】 攻撃力UP【大】 見切り+2 弱点特効 罠師 業物 体力-10 【ドリンクスキル】 攻撃大 短期催眠 受け身 逃走 【オトモ】 なし 【画像】 http //f2.upup.be/gdpld0YHJz 【備考】 捕獲以外の拘束は落とし穴1つずつで爆弾は打ち上げ計10と原種に大タルG2つ 2匹とも極力背後を取りつつ足腹尻尾をひたすらツンツンして放電&毒放出はバクステで脱出 BCスタートだったけど原種の機嫌が良く残り47 30くらいで捕獲出来たのでそのまま続行 亜種も瀕死移動させてしまったこと以外はスムーズに終われてそれなりにラッキーでした スラッシュアックス 648名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 22 44 17.15 ID pwI5yiTc 【討伐or捕獲】 両捕獲 【タイム】 07 29"66 【武器】 ブラックハーベスト 【スキル】 攻撃大 高級耳栓 弱点特攻 業物 【ドリンクスキル】 攻撃大 胆力 短期催眠 (火渡り) (解体小) 【オトモ】 なし 【画像】 http //viploda.net/src/viploda.net10031.jpg 【戦術・備考】 7スタートで鬼神G強走G怪力種飲んで原種のいる方へ 開幕落とし穴丸薬ぶん回し祭り 背中の斜め後ろあたりでぶん回してるとたまに腹に吸われておいしい 復帰後怒り咆哮でその間もずっとぶん回し 当たりどころがいいと怯んだり脚ダウン取れたりしてさらにおいしい その後は剣モ中心で腹に潜り込んでズバズバ 適当な所でシビレ仕掛けて大タルG捕獲玉起爆で捕獲成功 と同時に亜種登場 研いだ後、まったく同じ戦法で戦い捕獲 プロハン多すぎて怖い ガンナー ライトボウガン 623名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 10 16 05.10 ID x4Rx46Y8 双剣プロ速すぎて俺涙目 6分切れてないしライトだし 【討伐or捕獲】亜種討伐、原種捕獲 【タイム】06 07"23 【武器】凶針【水禍】 【スキル】高級耳栓、属性攻撃強化、連発数+1 【ドリンクスキル】攻撃大、調合大、暴れ撃ち 【オトモ】睡眠猫×2 【画像】http //e.mjmj.be/1w4Ta21rG8/ 【戦術・備考】 亜種初期エリアから。水冷弾撃ちつつ合間にシビレ罠大タルG 45発ほど撃って討伐 原種がいるエリアへGO。開幕罠爆。火炎弾30発ほど撃ったところで罠爆しかけて捕獲 ネブラまみれの休日でした^q^ 632名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 18 01 38.05 ID RUU9b1j8 相変わらずPSPぶっ殴りたくなるうざさ 【討伐or捕獲】両捕獲 【タイム】04 41"30 【武器】凶針【水禍】 【スキル】装填数UP、属性攻撃強化、連発数+1、火属性+1、罠師 【ドリンクスキル】攻撃大、短期催眠、暴れ撃ち、調合小 【オトモ】なし 【画像】http //f2.upup.be/BQbSQtxSqT 【戦術・備考】 4スタートだった気がする ドーピング後普通に戦闘 23発撃って落とし穴→麻酔→2発撃って捕獲 47 40くらい よくケツを向けてくれる良いギギでした その後水冷リロードしながら7へ 原種が早く終わるとこちらにケツを向けてボーッとしてる亜種がいるので 撃って気づかせる→咆哮→怯む→怒り咆哮 に水冷をすべてケツに これまたケツを良く向けてくれる良いギギでした 24発撃って落とし穴→麻酔→4発撃ってギリギリ捕獲成功 運良すぎて笑った ヘビィボウガン 621名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 07 59 14.27 ID x4Rx46Y8 【討伐or捕獲】両捕獲 【タイム】06 40"13 【武器】カオスウイング 【スキル】高級耳栓、属性攻撃強化、火属性攻撃強化+1、破壊王、捕獲の見極め、悪霊の加護 【ドリンクスキル】攻撃大、調合大、暴れ撃ち 【オトモ】睡眠猫×2 【画像】http //e.mjmj.be/rJqDj8H3Yh/ 【戦術・備考】 原種エリアとなりスタート。罠爆しつつ強引にしゃがむ 睡眠爆破一回、ほどなくして点滅したので捕獲→亜種がこんにちは オトリオトモが力尽きてたのと狙いが甘かったのかまさかの弾切れ となりのエリア罠にかけて諦めとともに捕獲麻酔玉 小タル連発で脱出直前に捕獲w 弓 645名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/18(木) 22 22 25.07 ID HDGF/xHu 【討/捕】 捕獲x2 【タイム】 16 15"23 【武器】 月穿ちセレーネ 【スキル】 攻撃中 見切2 集中 散弾up 【ドリンク】 攻撃大 こやし 逃走 【オトモ】 なし 【画像】 http //fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira029381.jpg |//////, " ,川川 川/////, ",,,,,,,,,,,,,,,, r " ,川|| 川f 川f´ ,ィ ラ ,川 うわっ…私のタイム遅すぎ…? 川ヘ | 弋て  ̄ ,リ 川 ヘ.__ ヽ /7! 川川 ヘ _,. -‐ "´y // 川川リヘ , ´ __,,,/ / / 川川川|/ "´ , ´ /||
https://w.atwiki.jp/mhp3wiki_sougou/pages/15.html
特徴 一日の平均PV:700~800 更新頻度:C ページ数:B 有用性:B ネタ色:D 解説 武器wikiでは弓選民wikiに次いで人気のwiki。 こちらもかなり親切な解説が数多く書かれており、ユーザーは初心者から上級者まで幅広い。 部外者目線だとライトボウガンと一緒にしてもいいように思えるが、 母体であるヘビィスレ自体がライトスレと犬猿の仲であるため、wiki統一は難しいようである。 下記の通り設立当初は非常に存続が不安視されていたが、 その後の管理人の頑張りや住民のサポートもあり、完成度の高いwikiとなった。 発祥 902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 11 01 49 ID ObIVxfVp ふと思ったんだけど、弓の専用WIKIみたいにヘビィも専用WIKI作って見たらどうだろう? あれ弓の1つ1つの性能に詳しく書いてあって、 スキル例まで載せてあるからヘビィでも作ったら何かと便利だと思うんだけど WIKIの作成とかに関わったことないんで労力とかはよくわからんので、諸兄の意見を聞きたい 905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 11 13 29 ID O1W1ym0E ヘビィwikiあったらいいね。得物と獲物ごとの人のスキルとか見るのすごい好き。 37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 19 27 42 ID ObIVxfVp 前スレいつの間にか埋まってた ttp //www22.atwiki.jp/mhp3hebixi/pages/1.html 特に反対意見もなかったと思うんで作って見た 41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 19 30 27 ID Z1MdKhhR 37 乙 だが… ( ⌒ ) l | / |ヘビィ| ⊂(#゜д゜) だからボーガンじゃなくてボウガンだつってんだろ!! / ノ∪ し―-J |l| | バシーン!!ガシャーン )|_|。∵゚・( ⌒)。 ・(。・。∵ 42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 19 31 13 ID Yq6Vmy2j 37 お前がちゃんと管理してくれるのか心配で編集する気が起きない。なぜなら ( ⌒ ) l | / |ヘビィ| ⊂(#゜д゜) ボーガンじゃなくてボウガンだつってんだろ!! / ノ∪ し―-J |l| | バシーン!!ガシャーン )|_|。∵゚・( ⌒)。 ・(。・。∵ 転載元 【MHP3】ヘビィボウガンスレpart7 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/handygover/1296125015/ 【MHP3】ヘビィボウガンスレpart8 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/handygover/1296360959/ wikiスレ民からの評価 9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/11(月) 07 40 13.01 ID MTb3JFdO 実用クラスなのは選民wikiとヘビィwikiだけだな 笛は頑張ってるがちょっと使いものにならない ハンマーに至っては誰が得するのか理解に苦しむレベル 39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/18(月) 06 04 13.86 ID Mtj4Ipkb ヘビィwiki勉強になるな 17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/13(水) 21 03 15.48 ID 10yr4X0R 笛は使用人口自体が少ない上に基本的にソロ用の武器じゃないから モンスター別立ち回りは多くの人が執筆したがらないんだよな せっかく書いても読んで参考にしてくれる人が少ないから 各笛毎に専用の装備を組む必要もないし各笛毎に立ち回りが異なるわけでもないので ヘビィや弓と比べるとどうしても文章量が少なくなって寂しいwiki になっちゃう
https://w.atwiki.jp/mhp3sa/pages/123.html
勝手に作成 他にもあればどうぞ -- (名無しさん) 2011-06-24 01 30 08 斬り上げ⇒縦斬りの間に1回だけ振り回しを入れるアレとかは? -- (名無しさん) 2011-06-25 00 20 23 ありそうで無かったんで属性解放キャンセル追加 -- (名無しさん) 2011-07-05 15 15 25 五十音順にして震動キャンセルと背負い投げを加筆 背負い投げは用語集とかぶるから向こうをいじった -- (名無しさん) 2011-07-06 19 02 06 攻撃と立ち回りに分けました。 操作方法のほうに属性解放キャンセルループはありましたので それも含めた時間対ダメージ効率を作りました。 -- (名無しさん) 2011-07-12 18 31 44 背負い投げの斬れ味が緑以下の時は~ってところは たぶん黄ゲージ以下の時の当たり方補正のことを言ってると思うんだけど 緑以下だと緑を含む緑より下のって意味になるから この場合黄色以下のほうが正しいんじゃないかな -- (名無しさん) 2011-07-12 19 59 49 ごめん間違えてた、すぐ直す 確かに黄色以下だわ -- (名無しさん) 2011-07-12 21 02 22 正直言うと、発生利用とか持続利用とかは分かり辛いから消したい -- (名無しさん) 2011-07-16 22 50 35 コンボはせっかく項目があるので操作方法に移させていただきました。 発生と持続も説明をつけました。わかり辛くて失礼しました。 コンボ、フレーム等格闘ゲーム畑の呼称も多いので油断しておりました。 -- (名無しさん) 2011-07-17 15 58 13 確かに突進縦は操作方法が良いね 剣縦移動を踏み込み縦斬りにして操作方法に移した方が良いと思う あと前転斬り上げも操作方法に。 そこは編集者さんの判断に任せる -- (名無しさん) 2011-07-17 20 16 49 振動キャンセルと納刀被弾の解説に、その後で紹介されてる咆哮リロードを引用して「原理は一緒」っていうのは何か変じゃないかな? (50音順に並び替えた名残?) 「後述する」の一文を入れるか、振動キャンセルの項で原理の解説入れて納刀被弾・咆哮リロードはそれを引用する形にすると自然かなと思うんだけど -- (名無しさん) 2011-07-29 01 43 34 それでいいでしょう -- (名無しさん) 2011-08-25 18 17 42 ちんこちんこちんこ -- (ダルさん) 2013-05-19 18 04 25 後斬りがぜんぜん理解できない・・・だれかもっとわかりやすく教えてはくれないだろうか -- (名無しさん) 2013-08-03 10 34 19 ↑単純に斧縦の振り終わりの当たり判定で攻撃してから 前転で離脱するだけだぞ?要するに背負い投げの振り終わり版だ。 レイアの突進とかの横ステップ1回だとかわしきれない相手とかで 安全に振り向き斧縦入れるのに便利 とりあえずMHP2Gの対ティガ太刀TAでの気刃斬りⅠの当て方と同じ要領だ P2Gのティガ太刀動画なら簡単に見つかるはずだから参考にするといい -- (名無しさん) 2013-08-03 23 20 20 ↑スマン、斧縦ではなく剣縦だったわ -- (名無しさん) 2013-08-03 23 47 50
https://w.atwiki.jp/mikuraio/pages/754.html
ウルトラマンティガ(マルチタイプ) バトルカード RR第2弾 2-028 ゼペリオン光線 3100 タイリョク 1100 ルーレット(時計回りに) 5.3.1.2.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト ガイアと一緒に戦ったことがあるぞ。 RR第3弾 3-009 ティガスライサー 2100 タイリョク 1000 ルーレット(時計回りに) 5.3.1.2.1.1 じゃんけんアイコン チョキ テキスト ガッツウィング2号と一緒に平和を守るんだ。 RR第4弾 4-016 スーパーレア グリッターゼペリオン光線 3900 タイリョク 1200 ルーレット(時計回りに) 5.3.2.2.1.1 じゃんけんアイコン グー テキスト ダイナと同じタイプチェンジ能力を持っているぞ。 RR第6弾 6-015 レア ゼペリオン光線 3100 タイリョク 1100 ルーレット(時計回りに) 5.3.1.2.1.1 じゃんけんアイコン パー テキスト メビウスとは信頼し合っているので、相性がとてもいい。 以下、大怪獣バトルRR以前のカード スーパーコンボカード U-010・P-094ウルトラマンティガ NP012マドカ・ダイゴ N114ウルトラマンティガ(グリッターバージョン) ゼペリオン光線 3100 タイリョク 1100 ルーレット(時計回りに) 5.3.1.2.1.1 じゃんけんアイコン グー W連続必殺技 グリッターゼペリオン光線 技カード 205ヘルズキング N501ディノゾールリバース NE29シラリー NS10キングゴルドラス ゼペリオン光線 3100 タイリョク 1100 ルーレット(時計回りに) 5.3.1.2.1.1 じゃんけんアイコン グー W連続必殺技 グリッターゼペリオン光線 備考 ウルトラマンティガの基本形態。 ティガ自体はスーパーコンボカードとして既に参戦していたが、 ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ)やウルトラマンガイア(スプリーム・ヴァージョン)同様、 RR第1弾からマルチタイプの表記が与えられた。 第1弾時点ではまだマルチタイプのバトルカード化はされていないが、技カード及びスーパーコンボカードのスキャンにより使用可能だ。 必殺技はもちろんゼペリオン光線。また、ガタノゾーアを倒したグリッターゼペリオン光線も確認されている。 そして、ついに第2弾でカード化された。 必殺技はやはりゼペリオン光線。 グリッターゼペリオン光線の事があるとは言え、威力がパワータイプのゼペリオン光線より劣るのが気になるが、 性能自体はじゃんけん属性がチョキな事以外はスーパーコンボカードなどのものとほとんど変わらない。 また、相性ヒントではウルトラマンガイアと組ませるように指定してあるが、 実は同弾のゴモラとの相性も凄く良く、組ませるとRR第1弾のレイモンのものと同様の効果を得る事が出来る。 ちなみにRRでN114(グリッターバージョン)のスーパーコンボをスキャンしても、他のスーパーコンボと同じ通常のマルチタイプで登場する。能力も変わらない。
https://w.atwiki.jp/mhp3yumi_senmin/pages/644.html
■女/ガンナー■ --- 頑シミュMHP3 ver.0.9.5 --- 防御力 [132→224]/空きスロ [0]/武器スロ[0] 頭装備:ハプルSキャップ [3] 胴装備:ハプルSレジスト [0] 腕装備:ハプルSガード [2] 腰装備:エスカドラフォルス [3] 足装備:ハプルSレギンス [0] お守り:【お守り】(属性攻撃+5,水属性攻撃+6) [0] 装飾品:食漢珠【1】×4、属攻珠【3】、速納珠【1】 耐性値:火[19] 水[1] 氷[-11] 雷[-1] 龍[-2] 計[6] 属性攻撃強化 水属性攻撃強化+2 納刀術 まんぷく 早食い+2 ハプルS主体で納刀術と早食いを組み込んだもの 満腹は頭のSPのおまけだが、護石次第では他のスキルを発動させることもできる (と言っても使えそうなのは気絶半減ぐらいしか見当たらないが) お守りは水+6食いしん坊+8でも可、腰はレックスSやハプルSでもおけ 名前 コメント すべてのコメントを見る
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充電されるけど超帯電解除直後のシビレ罠はかなり長時間拘束できる。ジリジリ歩きされるとめんどくさいのもあるし捕獲以外でも利用価値はあると思う。怒り時限定の落雷攻撃とかただの的だし -- (名無しさん) 2011-03-07 07 18 13 超帯電の方が柔らかいしな -- (名無しさん) 2011-03-10 17 06 50 討伐目安時間が変になってるので 誰か編集お願いします -- (名無しさん) 2011-03-31 12 30 23 タイムちょっと参考のならない -- (名無しさん) 2011-04-01 18 48 48 ↑的確に頭を射抜き続ければどんな弓でもタイムが縮み、 頭を射抜けないと驚くほどタイムの伸びる相手。だから参考は提示しづらい。 でも、PS向上用の相手には割とうってつけかも知れない。 -- (名無しさん) 2011-04-01 20 50 57 泥臭いやつで行ったら5分で足ずって7分で昇天 もう轟弓しか愛せない。イケメンは自惚れんな -- (名無しさん) 2011-04-13 22 17 52 頭小さいからコイツにはティガ弓が最適な気がする。溜めすぎることも少ないし -- (名無しさん) 2011-04-17 03 02 51 首も頭判定だから見た目よりも判定は大きいぞw -- (名無しさん) 2011-04-17 07 58 03 ファーレンが7、5で轟弓が9分って、この差はなんだ?そこまで変わらないよな -- (名無しさん) 2011-05-27 08 58 07 轟弓勧めるなら、せめて5分前半出してから言えよ。 7分やそこらは初級~中級選民。 それでも非火事0針のファーレンより遅いがな。 -- (名無しさん) 2011-05-27 13 25 10 溜め4に頼ってる奴がなに言ってんだか -- (名無しさん) 2011-05-28 00 10 37 臭っさい土方轟弓の遠吠えが虚しいのぅw -- (名無しさん) 2011-05-28 09 35 36 ↑2意味不 ナルガ、ナルガ亜には使ってるが? 轟弓で7分代とか弱点狙えてない証拠。 今後、轟弓もありになるかもしれなくなるが7分程度の腕で言うなと言いたい。 -- (名無しさん) 2011-05-28 10 45 45 轟弓で5分代前半はいけなくはないが安定はしないな 非火事場0針は俺には正直厳しい -- (名無しさん) 2011-05-28 17 49 18 バイスで8分イヤッフーと思ってたのにお前ら速すぎ・・・ 横から狙うとき肩に当たっちゃってるのかな。 -- (名無しさん) 2011-06-01 07 49 54 最近ファーレン担いで五分台安定してきたわ -- (名無しさん) 2011-06-05 03 50 56 これ多分最速。画質の割に上手いhttp //www.youtube.com/watch?v=2v32VR62D00 -- (名無しさん) 2011-06-18 18 20 51 今さら世界最速()のすぎっちさんおいすー -- (名無しさん) 2011-06-19 01 47 06 全然最速じゃないわ -- (名無しさん) 2011-06-21 01 54 54 必死過ぎ -- (名無しさん) 2011-06-25 23 47 23 ひでぇなぁ -- (名無しさん) 2011-06-27 21 11 10 ミクシーにて、非火事場双雷5分11秒70の人を確認。 今まで最大生産がテンプレでしたが、見切り2攻撃中で帯電時や突進時などを溜め4メインでいくと強撃ビンをちょうど使いきるらしいです。 ファーレン 見切り2 攻撃中 集中 通常矢UP 弱点特攻 -- (名無しさん) 2011-07-21 16 19 12 ↑オウガ2体のクエストです -- (名無しさん) 2011-07-21 16 28 30 5分11秒の人ってコウスキーさんじゃない? アドパのフレなんだけどww -- (名無しさん) 2011-08-03 15 56 54 どうでもいい情報を○○確認ってやたら言いたがる奴なんなの?王大人なの? -- (名無しさん) 2011-08-04 01 47 39 まぁ双雷クエは弓のPS測りやすいからな 装備自由で下級の目安が9分、中級8分、上級7分くらいか -- (名無しさん) 2011-08-04 02 31 41 どうでもよくはない -- (名無しさん) 2011-08-04 08 27 56 すぎっちようやく終わったなw -- (名無しさん) 2011-09-16 23 14 26 すぎっちは30秒以上抜かされてるオワコンww 猫火事動画出してたからいばってたけど、俺みたいに動画出せなくて抜いてた人はたくさんいるはず。 -- (名無しさん) 2011-09-17 01 58 44 5分針行けなくて嘆いてたけど、この前やってやっと分かったわ 落し物と剥ぎ取りスルーすればいいんだな -- (名無しさん) 2011-09-17 14 08 18 アドパ4人で双雷クエ行って1人で3人より早く一匹倒したらチート扱いされたぜw まあある意味アドパにいる普通の人からしたら上級選民なんて存在がチートみたいなもんなのかな? -- (名無しさん) 2011-10-13 08 19 15 実際あることだけど、それを鼻にかけはじめると 人間性はそいつらと同レベルかそれ以下になっちゃうから気を付けんとな -- (名無しさん) 2011-10-13 22 28 50 どうしてもこいつのたたきつけを避けられない… 1回目は避けられるんですが、ぜったい2回目は引っかかるんですよね… どうしたらよいでしょうか -- (名無しさん) 2011-10-14 21 59 37 上級選民位ならチートはおろか、そこそこ上手いねって思われる程度だよw -- (名無しさん) 2011-10-14 22 38 54 ↑2歩く方向じゃね? ら右足の後ろあたりにくっついてれば当たらないよ -- (名無しさん) 2011-10-15 00 39 48 アドパ双雷でモンフェス練習のためセレーネで曲射しまくる 1匹5分前後の名人様「曲射弱いしうっとうしいのでやめて」 無言でファーレン連射に変更 3分クッキング 名人様フレに呼ばれる -- (名無しさん) 2011-10-18 05 22 45 お前も名人様? -- (名無しさん) 2011-10-18 20 37 45 ドボル・ハプルなどと一緒に3Gに続投決定らしいね 3Gでもぼっちなんだろうか・・・ -- (名無しさん) 2011-10-20 11 20 25 双雷ネコ火事場0針は可能なんだが、一頭クエ非火事場0針が出来ない。 立ち回りで気をつけることとかある? -- (名無しさん) 2011-10-27 17 17 35 玉をケチって仲間が乱獲されたから凍土に籠って修行し黒い波動を得たけどそこには祟り神と化したジョーさんが… 泣けるな -- (名無しさん) 2011-11-01 14 47 04 亜種カッコ良すぎワロタ -- (名無しさん) 2011-11-04 09 01 06 亜種になると白くなって龍属性をまとう雷モンスター あれどこかで見た気が・・・ -- (名無しさん) 2011-11-12 11 38 34 獄狼竜フイタ -- (名無しさん) 2011-11-18 01 26 20 ご苦労竜とか最初から疲労状態になってそう(´・ω・`) -- (名無しさん) 2011-11-18 07 48 43 ↑亜種の弓は減気ビン強化とかあるわ…ねぇか。 -- (名無しさん) 2011-11-19 22 26 06 ↑曲射無しでも一回はスタンさせられるようになるなら、割と有りかもしれんと思った -- (名無しさん) 2011-11-20 00 24 22 ↑王牙弓は貫通だからどうせ亜種も貫通。スタンなんか無理だしそもそも要らん。 -- (名無しさん) 2011-11-21 02 04 36 1頭クエ火事場なしヴァイスでも6分4秒いけた(^u^) -- (名無しさん) 2011-11-24 21 07 34 バイスでもとっくに火事場なし4分台出てんのに今さら何言ってんの -- (名無しさん) 2011-11-24 23 02 16 ↑腕をアピールしたいんだろう。ほっといてやれ -- (名無しさん) 2011-11-25 07 03 14 亜種の弓は連射らしいぞ。もちろん減気ビン強化なんてものありません。 -- (名無しさん) 2012-01-09 14 43 04 俺一クエで碧玉4個出たぞ。バグか? -- (名無しさん) 2012-01-09 18 38 51 バグなんでその玉よこしなさい。 -- (名無しさん) 2012-01-09 23 14 39 こいつ弓との相性いいよな 他の武器で行くと頭狙いづらくてイライラする -- (名無しさん) 2012-01-16 17 43 04 こいつのスタン時のジタバタ可愛いなw 毎回減気ビンが欠かせないぜ -- (名無しさん) 2012-02-05 16 01 01 選民が碧玉なんて何に使うんだ -- (名無しさん) 2012-03-25 12 43 09 選民は虫で貫通だろ 攻略みてて、不覚にも吹いた -- (名無しさん) 2012-03-26 22 33 52 怯みの時とかの声がかわいいよね。え、そうでもない? -- (名無しさん) 2012-11-11 20 11 39
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ティガれみりゃ その2 ======================== ≪はじめに≫ 『ティガれみりゃ』の続きになります。 他の作者様の設定や名称を一部使わせていただいております。 パロディネタおよび、自分設定有りです。 虐め……というのとは少し違うかもしれません。 すみません、まだ続きます。 文字数設定の関係上、改行が変な箇所があるかもしれません。 (あまりにも読みづらいようでしたら、修正版をupします) 以上、何卒ご理解・ご容赦ください。 ======================== 2、異常震域 月夜の下に広がる森。 小動物達が俄にざわめきだし、 彼等がさきほどまで寝床にしていた木々が、バキバキと折れていく。 その原因は、全て一体の巨大生物によるものだった。 よったよった、どったどった。 よったよった、どったどった。 短い足で、不器用なステップを踏みながら、 その巨体とは裏腹に、実にゆっくり進んでいく巨大生物。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~♪』 その巨大生物、通称・ティガれみりゃは、 歌いながら楽しそうに夜の森を往く。 見た目は、中綿たっぷりの、だぶだぶくたくたの恐竜型ぬいぐるみ。 恐竜の口の部分がぱっくり開き、そこにれみりゃ種特有の、憎たらしげな下ぶくれスマイルが覗いている。 だが、その滑稽な見た目に反して、その体は尻尾をあわせれば20メートルにも届かんとする巨大さを誇る。 短い手足をバタバタさせて、「うぅーうぅーうぁうぁ♪」とやるたびに、足下の生物達は生命の危険にさらされる。 それゆえ、数多くの命が暮らすこの森にあっても、 意図的にティガれみりゃに近づこうとする者は、まずいない。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪ とぉ~ってもぷりちぃ~~ティガれみりゃ~~♪』 本人はといえば、そんなことは気にも留めず、相変わらずの御機嫌ノリノリで森を進む。 いっそさっさと通過するなら、 動物達や森で暮らす他のゆっくり達にとっても、まだマシだった。 けれど、ティガれみりゃにそんな空気を読む力があるはずもなく、 よったよった、えっちらおっちら。木を倒し、ゆっくりを踏みつけ、動物達を脅かして歩いていく。 「ゆゆゆっ! ティガれみりゃはゆっくりしないで、どっかへいってね!」 「ゆぅ~~! おかーしゃん、こわいよぉぉっ!」 ティガれみりゃの足下、逃げ遅れたれいむの親子が、木々の影に隠れていた。 こんな恐い場所からはさっさと逃げ出したかったが、 ティガれみりゃが歩く度に震動が起こり、なぎ倒された木々が倒れてくるせいで、 おちおち移動することもできずにいた。 「おかーしゃーん! おかーしゃーーん!」 「だ、だいじょうだよ! あかちゃんのことは、れいむが守るよ!」 身を寄せ合い、震える親子。 そんな親子の願いが通じたのか、 ティガれみりゃは親子を踏みつけることなく、 そのすぐ横を通過して、森の奥へと向かっていく。 「ゆぅ~~~? なんとか助かったよぉ~~!?」 「やったねぇ~~! おかーしゃーん!」 顔を見合わせ喜びあう、れいむの親子。 だが、次の瞬間。 どっすん! 「ゆべぇぇぇっっ!」 「ゆぐぎゃぁぁぁ!」 ティガれみりゃの尻尾が振り下ろされ、れいむの親子はぺちゃんこに潰される。 残されたのは、地面に貼り付けられた、あんこの染みだけだった。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~~♪』 もちろん、ティガれみりゃが一々そんなことに気付くはずもない。 ティガれみりゃは、その後も歩き続け、30分後目的地の前で足を止めた。 『う~~、ついたどぉ♪ さっすが、れみりゃ! すらっとのびたあしは、あるくのもはぁやいどぉ~♪』 自分の短足・鈍足を棚に上げ、自画自賛するれみりゃ。 ちなみに、ここまで歩いてきた平均歩行速度は、その巨体からすれば驚くほど遅い時速4kmしかない。 うぁうぁダンスをしながらの歩行とはいえ、この遅さこそ、この突然変異種が"ゆっくり"であることの証ともいえる。 『う~♪ みんなぁ~まっててねぇ~♪』 猫なで声をあげるティガれみりゃ。 ティガれみりゃの目の前は崖になっており、その中の一角に沢山の岩が積み上げられていた。 岩の奥には巨大な洞穴が広がっており、そこがティガれみりゃの巣穴となっていた。 "こーまかんのあるじは、留守のあいだのとじまりもかんぺきだどぉー♪" ティガれみりゃはそう言って、洞穴の入り口に岩を積み上げ、栓をしていたのだ。 『うー、岩はじゃまだどぉ! ぽいするのぽーい♪』 言うや否や、ひょいひょいと岩を持ち上げ、ぽいぽい投げ捨てていくティガれみりゃ。 その岩を積み上げたのが自分自身であることは、既に忘れてしまっているらしい。 『うー♪ あいたどぉ♪』 積み上げられた岩のバリケードは瓦解し、その先に大きな洞穴が姿をみせる。 長年をかけて山の地下水が空けた空洞は、ティガれみりゃが余裕で入れるほどの大きさだ。 『れでぃ~は、しっかりかぎをしめるどぉ♪』 洞穴の中に入ったティガれみりゃは、再び岩を積み上げ、洞穴の入口に栓をしていく。 『うっ? おかしぃーどぉ、岩がたりないどぉー?』 手近な岩を全て積み上げても、洞穴の入り口はまだ半分ほどしか塞がれていなかった。 ついさっき、ティガれみりゃ自身が岩を「ぽぉ~い♪」してしまったためだ。 『う~~! だれか岩をもってきてぇ~~!』 叫ぶが、当然そんな誰かがいるわけもない。 『うー・・・』 ティガれみりゃは、岩をあきらめ、洞穴の奥へと歩を進める。 すると、そこにはティガれみりゃの帰りを"待っていなかった"たくさんのゆっくり達がいた。 「「「うーっ!! ゆっくりしねっ!」」」 『う~♪ ふりゃ~ん、ただいまだどぉ~♪』 ティガれみりゃが満面の笑顔を浮かべた先、 そこには、いるはいるは、胴体付き・無しあわせて100体近いゆっくりフランたちがいた。 「「「しねっ! ふらん達をとじこめるティガはゆっくりしねっ!」」」 笑顔を向けるティガれみりゃに対して、ゆっくりフラン達は明確な敵意を露わにする。 全員が中空に舞い上がり、臨戦態勢をとりながらティガれみりゃを睨み付けている。 『うっう~♪ そんないじわる言っちゃダメなんだどぉ~♪』 その敵意をまるで理解していないのか、 ティガれみりゃは、よったよったとフラン達の下へ近づいていく。 だが、フラン達の集団は、すぅーと静かに移動し、ティガれみりゃが近づいたぶんだけ距離をとる。 『うぅ~~?』 不思議そうに顔を傾けるティガれみりゃ。 額に少し汗を浮かべつつ、今度はお気に入りのフレーズとポーズを決める。 『ぎゃお~♪ いっしょにあそんでくれないと、た~べちゃうぞぉ~♪』 バッチリだ。 ティガれみりゃは自分に惚れ惚れした。 こんなにもかっこよくて、ぷりちぃ~な自分の姿を見せられては、 照れ屋さんなフラン達もメロメロになって、自分に寄ってきてくれるにちがいない。 手を大きく広げて、いつでもフラン達を受け止められるように準備するティガれみりゃ。 ……だが。 「「「…………」」」 ゆっくりフラン達は微動だにせず、軽蔑するような冷たい視線をティガれみりゃに送るだけだった。 『うぅ~~~~……』 ティガれみりゃは困ってしまった。 そして、なんだか鼻の奥が少し熱くなっているのを感じた。 『うー♪ ふりゃーん♪』 すすすっ。 『まつんだどぉ~♪』 すすすっ。 『うっう~うぁうぁ~♪』 すすすっ。 ティガれみりゃは何度となく、フラン達とのスキンシップを試みようとアプローチを繰り返す。 しかし、フラン達は、そんなティガれみりゃに敵意だけを向けて、空中を静かに逃げ回るだけだった。 『うぅぅぅぅ……。なんで、れみりゃをむしするんだどぉ……』 目の端にたまる涙が流れ出さないよう、鼻の上に力を込めてこらえるティガれみりゃ。 その瞬間、ティガれみりゃは大事なことを思い出し、ぱぁーっと顔を輝かせる。 『うー! そうだどぉ! 忘れるところだったどぉ!』 ティガれみりゃはゴソゴソとポケットに手をつっこみ、一本の枯れ木を取り出して掲げた。 『うっうー♪ れみりゃとくせいのおだんご~♪ とぉーってもおいしぃどぉー♪』 ティガれみりゃが掲げたもの。 それは、ちょうど昨晩、ティガれみりゃが山間の窪地に築かれたゆっくり達の集落を遅い、 ゆっくり達を枯れ木に突き刺して作った、れみりゃ印の"とくせいゆっくりだんご"だった。 きっとフラン達はおなかが空いていて、それで遊ぶのを嫌がっているに違いない。 そう結論づけたティガれみりゃは、そのゆっくりだんごをフラン達に向ける。 「「「…………」」」 しかし、フラン達は何の反応も示さなかった。 それもそのはず。 本来、生粋の捕食種であるフランは、生きた獲物を捕らえ、嬲り、そして圧倒的な力を誇示しながら食すのだ。 野生の動物がそうであるように、誇り高き捕食者は、生きた獲物にしか興味を示さない。 死んだ獲物を食べるなど、食べ残しで生をなすハイエナか、意地汚い被捕食種ゆっくりくらいのものだ。 少なくとも、このゆっくりフラン達は、その矜持を忘れてはいなかった。 『うぅ? どうしたんだどぉ? おいしぃおかしだどぉ?』 ちっとも興味を示さないフランに、戸惑うティガれみりゃ。 『う~! たべないと、た~べちゃうぞ~!』 おかしなことを口走りつつ、ティガれみりゃは無理矢理ゆっくりだんごをフラン達に近づける。 けれど、フランはゆっくりだんごを食べることはなく、空中からティガれみりゃを睨むだけだった。 「うぅー……どぉーしていうこときいてくれないんだどぉー……」 どっすん! ティガれみりゃは目尻に涙を浮かべながら、地面に座り込む。 その刹那。 何匹からのフランが、この時を待っていたかの如く、 急にスピードを上げて飛行を開始した。 目指すは、この洞穴の出口! このフラン達は、空腹にも耐えながら、 ティガれみりゃに隙ができるこのタイミングを狙っていた。 「「うーっ!!」」 赤い弾丸となって、洞穴の暗闇を裂くフラン達。 『うーっ!?』 遅れながらも、数匹のフランが脱走しようとしていることに気付くティガれみりゃ。 しかし、いくら巨大なティガれみりゃといえ、敏捷性は小型のゆっくりフラン達の方が上。 ゆっくりフラン達の脱出は成功するかに思えた。 『うーっ!! 逃げちゃだめぇーっ!!!』 ティガれみりゃは、もっていたゆっくりだんご……もとい立ち枯れた木を、 いままさに洞穴の外へ出ようとしていたフラン達に投げつけた。 「「ううーっ!」」 いきおいよく飛んでいった木は、見事フランに命中する。 そして、尖った枝はフラン達に突き刺さり、彼女達を"ゆっくりだんご"の一つにしてしまった。 「「ううっ!!??」」 その光景を見て驚く、他のゆっくりフラン達。 彼女達は、今回の脱出計画がうまくいき次第、同様の手でこの洞穴から抜け出そうと考えていた。 『だぁーめぇぇぇ! ふりゃんはれみりゃとあそぶのぉぉっ!!』 洞穴の中にティガれみりゃの叫びが響き渡る。 『う~~~! 逃げちゃ、めぇ~~なの! はやくもどってくるのぉ!』 ティガれみりゃは、ゆっくりだんごと化したフラン達へ呼びかける。 「う、うぅぅぅぅ……」 「ゆ、ゆっぐり、じねぇぇぇ……」 他ならぬティガれみりゃの手によって、ゆっくりだんごとなったフラン達は、 当然動くこともできず、地獄の苦しみを味わっていた。 極めて高い生命力と再生力を持つゆっくりフランであったが、 数日前にこの洞穴に連れ込まれてからといたものの、食べたのは最初から洞穴内に住んでいたゆっくりや、小動物だけ。 ろくな食事もとらぬまま体を貫かれたフラン達は、本来の再生力も発揮できず、間もなく息を引き取った。 『う~~? ふりゃ~~ん?』 フラン達の様子がおかしいことに、ようやく気付いたティガれみりゃ。 が、時すでに遅く。ゆっくりだんごとなったフランは、二度とティガれみりゃの声に反応することはなかった。 『うぁぁぁぁぁっ! なぁんでだどぉぉぉっっ!?』 数匹とはいえ、フランが死んでしまったことを知り、 ティガれみりゃはこらえていたものを一気に噴出させる。 『うわぁぁぁぁぁぁん!!』 その鳴き声は凄まじく、洞穴を反響して振るわせる。 『しゃくやぁー! しゃくやはなにしてるんだぉー! ふりゃんがぁーーーっ!!』 来るはずもない、遺伝子に刻み込まれた従者の名を連呼するティガれみりゃ。 ドタンと大の字に倒れ込み、仰向けのまま手足をバタバタさせる。 『ひっく、ひっく、ひっく……うぅー…ふりゃーん……』 嗚咽を続けるティガれみりゃ。 『うぅ……うぅ……』 ティガれみりゃの涙は本物であった。 ティガれみりゃには、"ゆっくりフランを自分の巣に閉じこめて愛でようとする"習性があるのだ。 ゆっくりフラン達からすればたまったものではないが、 ティガれみりゃからすれば良かれと思ってやっていることだった。 『……うぅ……うぅ?』 ひっくひっくと肩で泣くティガれみりゃ。 やがて、涙もかれてくると、今度は眉根をへの字にしかめさせた。 『うぅー……泣いたら、おなかがへったどぉー♪』 今までの涙がウソのよう。 すっかりいつも通りの下ぶくれスマイルを作って、自分のお腹具合を心配しだすティガれみりゃ。 れみりゃ種……ひいてはゆっくり全体に見られるこの思考の切り替え・責任転嫁は、 あるいは"辛いことはさっさと忘れる"ことでゆっくりしようという、ゆっくり達なりの知恵なのかもしれない。 『うっうー♪ 今日はひさしぶりにぷっでぃーんが食べたいどぉー♪』 そう言うと、れみりゃは自らの体を起こそうとする。 起こそうとして……違和感を覚える? 『う~、はやくぷっでぃん食べにいくどぉ♪』 せーの! 体を起こそうとするティガれみりゃ。 『う~♪』 よいしょ! 『うーーっ!』 こらしょ! 『うーーっ! うーーーっ!!』 ティガれみりゃは何度も上半身を起こそうと試みる。 しかし、起きあがれるのはせいぜい頭部のみで、 筋肉のついてないお腹はすぐにプルプル震えだし、力尽きてしまう。 ずてーん! 体を起こすことができず、ティガれみりゃは後頭部を地面にぶつける。 『ぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~っ』 後頭部の痛みに、ティガれみりゃは鼻の上のあたりを真っ赤にしながら、声にならない嗚咽をもらす。 その後も何度か起きあがろうとするが、結果は同じだった。 『うわぁぁぁぁん! 起きられないどぉーーーっ!』 泣き出すティガれみりゃ。 ゆっくりゃザウルスにも見られる傾向であるが、 ティガれみりゃもまた、仰向けに倒れてしまうと中々立ち上がることができないのだ。 『しゃくやぁぁぁ! はやくおこしてくれないと、なーいちゃうぞぉーー!』 既に泣いてるって! 洞穴に残されたゆっくりフラン達が、心の中で一斉に突っ込む。 そして、捕食種の本能がそうさせるのか、起きあがれないティガれみりゃを見ると、 ゆっくりフラン達は一斉にティガれみりゃへの攻撃を始めた。 今、一斉攻撃をすればティガれみりゃを倒せると判断したのだ。 「うぅーっ!」 「ゆっくりしねっ!」 「ティガれみりゃはしねっ!」 「ゆっくりしないでしねぇぇ!」 「しねしねしねしねぇぇぇーーっ!」 ゆっくりフラン達の怒濤の攻撃。 噛みつき、体当たりし、にくまんの顔に拳を打ち込み、 レーヴァティンと呼ばれる突起物をガシガシ叩きつける。 これだけの集中攻撃を受ければ、たとえドス種であってもひとたまりもないだろう。 ゆえに、経験したことの無い脅威に対して、本能が誤った判断を下したとしても責めることはできない。 『うぅぅ~~~? ……ふりゃんたち、れみりゃをなぐさめてくれるのぉ?』 フラン達の攻撃を受ければ受けるほど、ティガれみりゃは徐々に泣きやんでいく。 ティガれみりゃに、ふらん達の攻撃は効いていなかった。 それどころか。 『う~~♪ くしゅぐったいどぉ~~♪』 とうとう下ぶくれスマイルを取り戻し、きゃっきゃと喜びはじめてしまった。 「「「うぅーーっ!?」」」 自慢の攻撃が全く効いておらず、流石に驚愕をあらわにする、ゆっくりフラン達。 もし、ティガれみりゃが起きられずに泣いている間、ティガれみりゃに構わず逃げ出していたらなら、 今頃このフラン達は気持の良い満月の夜空を謳歌していたことだろう。 しかし、もう遅い。 「しねっ!しねっ!」 『う~~~?』 ティガれみりゃのにくまん顔に馬乗りになり、拳を打ち続けるゆっくりフラン。 その姿を見たティガれみりゃは、肉まん脳をフル回転させる。 『うー! ひらいめいたどぉー!』 ティガれみりゃは、うんしょ、うんしょと、 苦労しながら体を回転させ、徐々に俯せの姿勢へとなっていく。 その間、ティガれみりゃの体にまとわりついていたフラン達は振り落とされ、 離陸に失敗したものは、そのままティガれみりゃの体に押しつぶされてしまった。 俯せになったティガれみりゃは、両手を使い、上半身を起こす。 と同時に、膝を立て、両手と組み合わせることで立ち上がっていく。 『う~~~~! やったどぉ~~~~!』 バンザーイ!と両手を大きく広げて、立てたことをアピールするティガれみりゃ。 『すっごいどぉー! れみりゃはやっぱり天才だどぉ♪』 「「うううううう……」」 喜びを爆発させるティガれみりゃに対し、 フラン達はせっかくのチャンスを無駄にしてしまったことを悔しがる。 『うっう~うぁうぁ♪ うっう~うぁうぁ♪』 どったばったと手足を動かし、洞穴の中で踊り出すティガれみりゃ。 ティガれみりゃが踊る度に、洞穴が揺れ、天井からは希に小さな石つぶが落ちてくる。 身の危険を感じ、洞穴の奥で一カ所にかたまるゆっくりフラン達。 『ティガ☆れみ☆りゃ☆う~~~♪』 ご自慢のダンスを踊りきり、最高にハイになるティガれみりゃ。 やっぱり自分ってば凄い! かわいいし! かっこいい! 頭もいい! こうまかんのおぜうさまにふさわしい、すてきなれでぃーだ! ティガれみりゃは御機嫌なまま、洞穴のすみっこに固まるフラン達に向き直る。 さぁ、こんどは何をして遊ぼう? そんなことをティガれみりゃが考えた時だった! 「……ぅー」 『うっ?』 ティガれみりゃは、頭の奥の方で、自分を呼ぶ声が聞こえた気がした。 「……ぅーぅー」 まただ。 やっぱり誰かが自分のことを呼んでいる。 だって、あたまのなかで声がするんだもん。 そう結論づけたティガれみりゃは、周囲をきょろきょろ見回したのち、 どったどったと慌てて洞穴の外へと出て行く。 「…う?」 残されたフラン達は、その様子を不思議そうに眺めていた。 洞穴の外。 ティガれみりゃはそらを見上げて目をこらす。 『うー……、うー……、うーっ♪』 空を飛ぶあるものを見つけ、歓声をあげるティガれみりゃ。 空を見上げる視線の先では、うーぱっくの親子が満月の夜空を横断していた。 『う~~♪ まっでぇぇ~~♪』 うーぱっく達を見つけたティガれみりゃは、 そのままうーぱっく達の後を追って歩いていく。 『う~♪ まつんだどぉ~♪ れみりゃもおそらをとぶんだどぉ~♪』 よったよった、どったどった。 よったよった、どったどった。 ティガれみりゃは楽しそうに、うーぱっく達の後を追う。 空を飛ぶうーっぱくと、地面をどすどす歩くティガれみりゃでは、どんどん間の距離が離れていってしまう。 現に、すでにうーぱっく達はれみりゃの視界から消えていた。 しかし、れみりゃには不思議な確信があった。 このままこちらへ歩いていけばよいのだと。 「ぅーぅー」 「ぅーぅー」 「ぅーぅー」 だって、頭の中にあのうーぱっく達の声が聞こえてくるのだから。 そして、この声の先には、だいたい美味しそうなおまんじゅう達がいっぱいいるのだ。 『う~~♪ まっててねぇ~ふりゃ~ん♪』 笑顔で闊歩するティガれみりゃ。 ふと空を見上げると、おしそうな真ん丸お月様が輝いていた。 まるでおまんじゅうみたい。 でも、色はぷっでぃーんに近いかな? そんなことを考えながらティガれみりゃは木々を押し倒していく。 こんなにもお月様が美味しそうだから、歌っちゃおう♪ ティガれみりゃは短くずんぐりむっくりした手足を、うぁうぁと動かす。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~♪』 一方、その頃。 洞穴に残されたフラン達は、ティガれみりゃがいなことを確認して、月夜へ飛翔を開始していた。 余談だが、その後しばらく、ゆっくりフランによる必要以上のれみりゃ種への虐待が続いたという……。 to be continued 次回予告 『ティガれみりゃ3・(タイトル未定)』 ============================ (あとがき) byティガれみりゃの人 ……とか名乗っておいた方が良いのでしょうか? どうも、前回『ティガれみりゃ』を書いた者ですm(_ _)m とりあえず今回が2回目です。 1回目を書いた時点で、今回の範囲まではほぼ終わっていたので、 連日になってしまいましたが、upさせていただきました。 (少しでも楽しんでいただければ幸いです) その3は……しばらくお時間をいただくことになるかもしれません(汗 なお、作中のティガれみりゃとうーぱっくの関係ですが、 某有名怪獣映画のとある設定のオマージュにだったりしますw ============================ このSSに感想を付ける
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ティガれみりゃ その2 ======================== ≪はじめに≫ 『ティガれみりゃ』の続きになります。 他の作者様の設定や名称を一部使わせていただいております。 パロディネタおよび、自分設定有りです。 虐め……というのとは少し違うかもしれません。 すみません、まだ続きます。 文字数設定の関係上、改行が変な箇所があるかもしれません。 (あまりにも読みづらいようでしたら、修正版をupします) 以上、何卒ご理解・ご容赦ください。 ======================== 2、異常震域 月夜の下に広がる森。 小動物達が俄にざわめきだし、 彼等がさきほどまで寝床にしていた木々が、バキバキと折れていく。 その原因は、全て一体の巨大生物によるものだった。 よったよった、どったどった。 よったよった、どったどった。 短い足で、不器用なステップを踏みながら、 その巨体とは裏腹に、実にゆっくり進んでいく巨大生物。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~♪』 その巨大生物、通称・ティガれみりゃは、 歌いながら楽しそうに夜の森を往く。 見た目は、中綿たっぷりの、だぶだぶくたくたの恐竜型ぬいぐるみ。 恐竜の口の部分がぱっくり開き、そこにれみりゃ種特有の、憎たらしげな下ぶくれスマイルが覗いている。 だが、その滑稽な見た目に反して、その体は尻尾をあわせれば20メートルにも届かんとする巨大さを誇る。 短い手足をバタバタさせて、「うぅーうぅーうぁうぁ♪」とやるたびに、足下の生物達は生命の危険にさらされる。 それゆえ、数多くの命が暮らすこの森にあっても、 意図的にティガれみりゃに近づこうとする者は、まずいない。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪ とぉ~ってもぷりちぃ~~ティガれみりゃ~~♪』 本人はといえば、そんなことは気にも留めず、相変わらずの御機嫌ノリノリで森を進む。 いっそさっさと通過するなら、 動物達や森で暮らす他のゆっくり達にとっても、まだマシだった。 けれど、ティガれみりゃにそんな空気を読む力があるはずもなく、 よったよった、えっちらおっちら。木を倒し、ゆっくりを踏みつけ、動物達を脅かして歩いていく。 「ゆゆゆっ! ティガれみりゃはゆっくりしないで、どっかへいってね!」 「ゆぅ~~! おかーしゃん、こわいよぉぉっ!」 ティガれみりゃの足下、逃げ遅れたれいむの親子が、木々の影に隠れていた。 こんな恐い場所からはさっさと逃げ出したかったが、 ティガれみりゃが歩く度に震動が起こり、なぎ倒された木々が倒れてくるせいで、 おちおち移動することもできずにいた。 「おかーしゃーん! おかーしゃーーん!」 「だ、だいじょうだよ! あかちゃんのことは、れいむが守るよ!」 身を寄せ合い、震える親子。 そんな親子の願いが通じたのか、 ティガれみりゃは親子を踏みつけることなく、 そのすぐ横を通過して、森の奥へと向かっていく。 「ゆぅ~~~? なんとか助かったよぉ~~!?」 「やったねぇ~~! おかーしゃーん!」 顔を見合わせ喜びあう、れいむの親子。 だが、次の瞬間。 どっすん! 「ゆべぇぇぇっっ!」 「ゆぐぎゃぁぁぁ!」 ティガれみりゃの尻尾が振り下ろされ、れいむの親子はぺちゃんこに潰される。 残されたのは、地面に貼り付けられた、あんこの染みだけだった。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~~♪』 もちろん、ティガれみりゃが一々そんなことに気付くはずもない。 ティガれみりゃは、その後も歩き続け、30分後目的地の前で足を止めた。 『う~~、ついたどぉ♪ さっすが、れみりゃ! すらっとのびたあしは、あるくのもはぁやいどぉ~♪』 自分の短足・鈍足を棚に上げ、自画自賛するれみりゃ。 ちなみに、ここまで歩いてきた平均歩行速度は、その巨体からすれば驚くほど遅い時速4kmしかない。 うぁうぁダンスをしながらの歩行とはいえ、この遅さこそ、この突然変異種が"ゆっくり"であることの証ともいえる。 『う~♪ みんなぁ~まっててねぇ~♪』 猫なで声をあげるティガれみりゃ。 ティガれみりゃの目の前は崖になっており、その中の一角に沢山の岩が積み上げられていた。 岩の奥には巨大な洞穴が広がっており、そこがティガれみりゃの巣穴となっていた。 "こーまかんのあるじは、留守のあいだのとじまりもかんぺきだどぉー♪" ティガれみりゃはそう言って、洞穴の入り口に岩を積み上げ、栓をしていたのだ。 『うー、岩はじゃまだどぉ! ぽいするのぽーい♪』 言うや否や、ひょいひょいと岩を持ち上げ、ぽいぽい投げ捨てていくティガれみりゃ。 その岩を積み上げたのが自分自身であることは、既に忘れてしまっているらしい。 『うー♪ あいたどぉ♪』 積み上げられた岩のバリケードは瓦解し、その先に大きな洞穴が姿をみせる。 長年をかけて山の地下水が空けた空洞は、ティガれみりゃが余裕で入れるほどの大きさだ。 『れでぃ~は、しっかりかぎをしめるどぉ♪』 洞穴の中に入ったティガれみりゃは、再び岩を積み上げ、洞穴の入口に栓をしていく。 『うっ? おかしぃーどぉ、岩がたりないどぉー?』 手近な岩を全て積み上げても、洞穴の入り口はまだ半分ほどしか塞がれていなかった。 ついさっき、ティガれみりゃ自身が岩を「ぽぉ~い♪」してしまったためだ。 『う~~! だれか岩をもってきてぇ~~!』 叫ぶが、当然そんな誰かがいるわけもない。 『うー・・・』 ティガれみりゃは、岩をあきらめ、洞穴の奥へと歩を進める。 すると、そこにはティガれみりゃの帰りを"待っていなかった"たくさんのゆっくり達がいた。 「「「うーっ!! ゆっくりしねっ!」」」 『う~♪ ふりゃ~ん、ただいまだどぉ~♪』 ティガれみりゃが満面の笑顔を浮かべた先、 そこには、いるはいるは、胴体付き・無しあわせて100体近いゆっくりフランたちがいた。 「「「しねっ! ふらん達をとじこめるティガはゆっくりしねっ!」」」 笑顔を向けるティガれみりゃに対して、ゆっくりフラン達は明確な敵意を露わにする。 全員が中空に舞い上がり、臨戦態勢をとりながらティガれみりゃを睨み付けている。 『うっう~♪ そんないじわる言っちゃダメなんだどぉ~♪』 その敵意をまるで理解していないのか、 ティガれみりゃは、よったよったとフラン達の下へ近づいていく。 だが、フラン達の集団は、すぅーと静かに移動し、ティガれみりゃが近づいたぶんだけ距離をとる。 『うぅ~~?』 不思議そうに顔を傾けるティガれみりゃ。 額に少し汗を浮かべつつ、今度はお気に入りのフレーズとポーズを決める。 『ぎゃお~♪ いっしょにあそんでくれないと、た~べちゃうぞぉ~♪』 バッチリだ。 ティガれみりゃは自分に惚れ惚れした。 こんなにもかっこよくて、ぷりちぃ~な自分の姿を見せられては、 照れ屋さんなフラン達もメロメロになって、自分に寄ってきてくれるにちがいない。 手を大きく広げて、いつでもフラン達を受け止められるように準備するティガれみりゃ。 ……だが。 「「「…………」」」 ゆっくりフラン達は微動だにせず、軽蔑するような冷たい視線をティガれみりゃに送るだけだった。 『うぅ~~~~……』 ティガれみりゃは困ってしまった。 そして、なんだか鼻の奥が少し熱くなっているのを感じた。 『うー♪ ふりゃーん♪』 すすすっ。 『まつんだどぉ~♪』 すすすっ。 『うっう~うぁうぁ~♪』 すすすっ。 ティガれみりゃは何度となく、フラン達とのスキンシップを試みようとアプローチを繰り返す。 しかし、フラン達は、そんなティガれみりゃに敵意だけを向けて、空中を静かに逃げ回るだけだった。 『うぅぅぅぅ……。なんで、れみりゃをむしするんだどぉ……』 目の端にたまる涙が流れ出さないよう、鼻の上に力を込めてこらえるティガれみりゃ。 その瞬間、ティガれみりゃは大事なことを思い出し、ぱぁーっと顔を輝かせる。 『うー! そうだどぉ! 忘れるところだったどぉ!』 ティガれみりゃはゴソゴソとポケットに手をつっこみ、一本の枯れ木を取り出して掲げた。 『うっうー♪ れみりゃとくせいのおだんご~♪ とぉーってもおいしぃどぉー♪』 ティガれみりゃが掲げたもの。 それは、ちょうど昨晩、ティガれみりゃが山間の窪地に築かれたゆっくり達の集落を遅い、 ゆっくり達を枯れ木に突き刺して作った、れみりゃ印の"とくせいゆっくりだんご"だった。 きっとフラン達はおなかが空いていて、それで遊ぶのを嫌がっているに違いない。 そう結論づけたティガれみりゃは、そのゆっくりだんごをフラン達に向ける。 「「「…………」」」 しかし、フラン達は何の反応も示さなかった。 それもそのはず。 本来、生粋の捕食種であるフランは、生きた獲物を捕らえ、嬲り、そして圧倒的な力を誇示しながら食すのだ。 野生の動物がそうであるように、誇り高き捕食者は、生きた獲物にしか興味を示さない。 死んだ獲物を食べるなど、食べ残しで生をなすハイエナか、意地汚い被捕食種ゆっくりくらいのものだ。 少なくとも、このゆっくりフラン達は、その矜持を忘れてはいなかった。 『うぅ? どうしたんだどぉ? おいしぃおかしだどぉ?』 ちっとも興味を示さないフランに、戸惑うティガれみりゃ。 『う~! たべないと、た~べちゃうぞ~!』 おかしなことを口走りつつ、ティガれみりゃは無理矢理ゆっくりだんごをフラン達に近づける。 けれど、フランはゆっくりだんごを食べることはなく、空中からティガれみりゃを睨むだけだった。 「うぅー……どぉーしていうこときいてくれないんだどぉー……」 どっすん! ティガれみりゃは目尻に涙を浮かべながら、地面に座り込む。 その刹那。 何匹からのフランが、この時を待っていたかの如く、 急にスピードを上げて飛行を開始した。 目指すは、この洞穴の出口! このフラン達は、空腹にも耐えながら、 ティガれみりゃに隙ができるこのタイミングを狙っていた。 「「うーっ!!」」 赤い弾丸となって、洞穴の暗闇を裂くフラン達。 『うーっ!?』 遅れながらも、数匹のフランが脱走しようとしていることに気付くティガれみりゃ。 しかし、いくら巨大なティガれみりゃといえ、敏捷性は小型のゆっくりフラン達の方が上。 ゆっくりフラン達の脱出は成功するかに思えた。 『うーっ!! 逃げちゃだめぇーっ!!!』 ティガれみりゃは、もっていたゆっくりだんご……もとい立ち枯れた木を、 いままさに洞穴の外へ出ようとしていたフラン達に投げつけた。 「「ううーっ!」」 いきおいよく飛んでいった木は、見事フランに命中する。 そして、尖った枝はフラン達に突き刺さり、彼女達を"ゆっくりだんご"の一つにしてしまった。 「「ううっ!!??」」 その光景を見て驚く、他のゆっくりフラン達。 彼女達は、今回の脱出計画がうまくいき次第、同様の手でこの洞穴から抜け出そうと考えていた。 『だぁーめぇぇぇ! ふりゃんはれみりゃとあそぶのぉぉっ!!』 洞穴の中にティガれみりゃの叫びが響き渡る。 『う~~~! 逃げちゃ、めぇ~~なの! はやくもどってくるのぉ!』 ティガれみりゃは、ゆっくりだんごと化したフラン達へ呼びかける。 「う、うぅぅぅぅ……」 「ゆ、ゆっぐり、じねぇぇぇ……」 他ならぬティガれみりゃの手によって、ゆっくりだんごとなったフラン達は、 当然動くこともできず、地獄の苦しみを味わっていた。 極めて高い生命力と再生力を持つゆっくりフランであったが、 数日前にこの洞穴に連れ込まれてからといたものの、食べたのは最初から洞穴内に住んでいたゆっくりや、小動物だけ。 ろくな食事もとらぬまま体を貫かれたフラン達は、本来の再生力も発揮できず、間もなく息を引き取った。 『う~~? ふりゃ~~ん?』 フラン達の様子がおかしいことに、ようやく気付いたティガれみりゃ。 が、時すでに遅く。ゆっくりだんごとなったフランは、二度とティガれみりゃの声に反応することはなかった。 『うぁぁぁぁぁっ! なぁんでだどぉぉぉっっ!?』 数匹とはいえ、フランが死んでしまったことを知り、 ティガれみりゃはこらえていたものを一気に噴出させる。 『うわぁぁぁぁぁぁん!!』 その鳴き声は凄まじく、洞穴を反響して振るわせる。 『しゃくやぁー! しゃくやはなにしてるんだぉー! ふりゃんがぁーーーっ!!』 来るはずもない、遺伝子に刻み込まれた従者の名を連呼するティガれみりゃ。 ドタンと大の字に倒れ込み、仰向けのまま手足をバタバタさせる。 『ひっく、ひっく、ひっく……うぅー…ふりゃーん……』 嗚咽を続けるティガれみりゃ。 『うぅ……うぅ……』 ティガれみりゃの涙は本物であった。 ティガれみりゃには、"ゆっくりフランを自分の巣に閉じこめて愛でようとする"習性があるのだ。 ゆっくりフラン達からすればたまったものではないが、 ティガれみりゃからすれば良かれと思ってやっていることだった。 『……うぅ……うぅ?』 ひっくひっくと肩で泣くティガれみりゃ。 やがて、涙もかれてくると、今度は眉根をへの字にしかめさせた。 『うぅー……泣いたら、おなかがへったどぉー♪』 今までの涙がウソのよう。 すっかりいつも通りの下ぶくれスマイルを作って、自分のお腹具合を心配しだすティガれみりゃ。 れみりゃ種……ひいてはゆっくり全体に見られるこの思考の切り替え・責任転嫁は、 あるいは"辛いことはさっさと忘れる"ことでゆっくりしようという、ゆっくり達なりの知恵なのかもしれない。 『うっうー♪ 今日はひさしぶりにぷっでぃーんが食べたいどぉー♪』 そう言うと、れみりゃは自らの体を起こそうとする。 起こそうとして……違和感を覚える? 『う~、はやくぷっでぃん食べにいくどぉ♪』 せーの! 体を起こそうとするティガれみりゃ。 『う~♪』 よいしょ! 『うーーっ!』 こらしょ! 『うーーっ! うーーーっ!!』 ティガれみりゃは何度も上半身を起こそうと試みる。 しかし、起きあがれるのはせいぜい頭部のみで、 筋肉のついてないお腹はすぐにプルプル震えだし、力尽きてしまう。 ずてーん! 体を起こすことができず、ティガれみりゃは後頭部を地面にぶつける。 『ぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~っ』 後頭部の痛みに、ティガれみりゃは鼻の上のあたりを真っ赤にしながら、声にならない嗚咽をもらす。 その後も何度か起きあがろうとするが、結果は同じだった。 『うわぁぁぁぁん! 起きられないどぉーーーっ!』 泣き出すティガれみりゃ。 ゆっくりゃザウルスにも見られる傾向であるが、 ティガれみりゃもまた、仰向けに倒れてしまうと中々立ち上がることができないのだ。 『しゃくやぁぁぁ! はやくおこしてくれないと、なーいちゃうぞぉーー!』 既に泣いてるって! 洞穴に残されたゆっくりフラン達が、心の中で一斉に突っ込む。 そして、捕食種の本能がそうさせるのか、起きあがれないティガれみりゃを見ると、 ゆっくりフラン達は一斉にティガれみりゃへの攻撃を始めた。 今、一斉攻撃をすればティガれみりゃを倒せると判断したのだ。 「うぅーっ!」 「ゆっくりしねっ!」 「ティガれみりゃはしねっ!」 「ゆっくりしないでしねぇぇ!」 「しねしねしねしねぇぇぇーーっ!」 ゆっくりフラン達の怒濤の攻撃。 噛みつき、体当たりし、にくまんの顔に拳を打ち込み、 レーヴァティンと呼ばれる突起物をガシガシ叩きつける。 これだけの集中攻撃を受ければ、たとえドス種であってもひとたまりもないだろう。 ゆえに、経験したことの無い脅威に対して、本能が誤った判断を下したとしても責めることはできない。 『うぅぅ~~~? ……ふりゃんたち、れみりゃをなぐさめてくれるのぉ?』 フラン達の攻撃を受ければ受けるほど、ティガれみりゃは徐々に泣きやんでいく。 ティガれみりゃに、ふらん達の攻撃は効いていなかった。 それどころか。 『う~~♪ くしゅぐったいどぉ~~♪』 とうとう下ぶくれスマイルを取り戻し、きゃっきゃと喜びはじめてしまった。 「「「うぅーーっ!?」」」 自慢の攻撃が全く効いておらず、流石に驚愕をあらわにする、ゆっくりフラン達。 もし、ティガれみりゃが起きられずに泣いている間、ティガれみりゃに構わず逃げ出していたらなら、 今頃このフラン達は気持の良い満月の夜空を謳歌していたことだろう。 しかし、もう遅い。 「しねっ!しねっ!」 『う~~~?』 ティガれみりゃのにくまん顔に馬乗りになり、拳を打ち続けるゆっくりフラン。 その姿を見たティガれみりゃは、肉まん脳をフル回転させる。 『うー! ひらいめいたどぉー!』 ティガれみりゃは、うんしょ、うんしょと、 苦労しながら体を回転させ、徐々に俯せの姿勢へとなっていく。 その間、ティガれみりゃの体にまとわりついていたフラン達は振り落とされ、 離陸に失敗したものは、そのままティガれみりゃの体に押しつぶされてしまった。 俯せになったティガれみりゃは、両手を使い、上半身を起こす。 と同時に、膝を立て、両手と組み合わせることで立ち上がっていく。 『う~~~~! やったどぉ~~~~!』 バンザーイ!と両手を大きく広げて、立てたことをアピールするティガれみりゃ。 『すっごいどぉー! れみりゃはやっぱり天才だどぉ♪』 「「うううううう……」」 喜びを爆発させるティガれみりゃに対し、 フラン達はせっかくのチャンスを無駄にしてしまったことを悔しがる。 『うっう~うぁうぁ♪ うっう~うぁうぁ♪』 どったばったと手足を動かし、洞穴の中で踊り出すティガれみりゃ。 ティガれみりゃが踊る度に、洞穴が揺れ、天井からは希に小さな石つぶが落ちてくる。 身の危険を感じ、洞穴の奥で一カ所にかたまるゆっくりフラン達。 『ティガ☆れみ☆りゃ☆う~~~♪』 ご自慢のダンスを踊りきり、最高にハイになるティガれみりゃ。 やっぱり自分ってば凄い! かわいいし! かっこいい! 頭もいい! こうまかんのおぜうさまにふさわしい、すてきなれでぃーだ! ティガれみりゃは御機嫌なまま、洞穴のすみっこに固まるフラン達に向き直る。 さぁ、こんどは何をして遊ぼう? そんなことをティガれみりゃが考えた時だった! 「……ぅー」 『うっ?』 ティガれみりゃは、頭の奥の方で、自分を呼ぶ声が聞こえた気がした。 「……ぅーぅー」 まただ。 やっぱり誰かが自分のことを呼んでいる。 だって、あたまのなかで声がするんだもん。 そう結論づけたティガれみりゃは、周囲をきょろきょろ見回したのち、 どったどったと慌てて洞穴の外へと出て行く。 「…う?」 残されたフラン達は、その様子を不思議そうに眺めていた。 洞穴の外。 ティガれみりゃはそらを見上げて目をこらす。 『うー……、うー……、うーっ♪』 空を飛ぶあるものを見つけ、歓声をあげるティガれみりゃ。 空を見上げる視線の先では、うーぱっくの親子が満月の夜空を横断していた。 『う~~♪ まっでぇぇ~~♪』 うーぱっく達を見つけたティガれみりゃは、 そのままうーぱっく達の後を追って歩いていく。 『う~♪ まつんだどぉ~♪ れみりゃもおそらをとぶんだどぉ~♪』 よったよった、どったどった。 よったよった、どったどった。 ティガれみりゃは楽しそうに、うーぱっく達の後を追う。 空を飛ぶうーっぱくと、地面をどすどす歩くティガれみりゃでは、どんどん間の距離が離れていってしまう。 現に、すでにうーぱっく達はれみりゃの視界から消えていた。 しかし、れみりゃには不思議な確信があった。 このままこちらへ歩いていけばよいのだと。 「ぅーぅー」 「ぅーぅー」 「ぅーぅー」 だって、頭の中にあのうーぱっく達の声が聞こえてくるのだから。 そして、この声の先には、だいたい美味しそうなおまんじゅう達がいっぱいいるのだ。 『う~~♪ まっててねぇ~ふりゃ~ん♪』 笑顔で闊歩するティガれみりゃ。 ふと空を見上げると、おしそうな真ん丸お月様が輝いていた。 まるでおまんじゅうみたい。 でも、色はぷっでぃーんに近いかな? そんなことを考えながらティガれみりゃは木々を押し倒していく。 こんなにもお月様が美味しそうだから、歌っちゃおう♪ ティガれみりゃは短くずんぐりむっくりした手足を、うぁうぁと動かす。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~♪』 一方、その頃。 洞穴に残されたフラン達は、ティガれみりゃがいなことを確認して、月夜へ飛翔を開始していた。 余談だが、その後しばらく、ゆっくりフランによる必要以上のれみりゃ種への虐待が続いたという……。 to be continued 次回予告 『ティガれみりゃ3・(タイトル未定)』 ============================ (あとがき) byティガれみりゃの人 ……とか名乗っておいた方が良いのでしょうか? どうも、前回『ティガれみりゃ』を書いた者ですm(_ _)m とりあえず今回が2回目です。 1回目を書いた時点で、今回の範囲まではほぼ終わっていたので、 連日になってしまいましたが、upさせていただきました。 (少しでも楽しんでいただければ幸いです) その3は……しばらくお時間をいただくことになるかもしれません(汗 なお、作中のティガれみりゃとうーぱっくの関係ですが、 某有名怪獣映画のとある設定のオマージュにだったりしますw ============================ このSSに感想を付ける